2016年8月18日木曜日

楽曲データとしてCDと付き合う



最近、特に少し古めのJAZZ関連のCDはダウンロードで楽曲を購入するより安価で入手できるものが多くなってきているように感じます。

Wes Montogomery / Full Houseもそんな一枚でPCオーディオの音源にとダウンロード版を探しましたがなかなか良い物が見当たらず購入したものです。
ご存知のとおりダウンロード音源はHD Tracksなどのハイレゾ配信サイトでない限りMP3やM4aの圧縮音源が一般的で更にアルバム一枚分の購入となると価格もそれなりとなります。
そんな最中に目に留まったのが写真のアルバムで価格は1,200円ほど、会員だったので送料も無料と正にダウンロードを上回るコストパフォーマンスで当たり前ですが音質は44.1kHz/16bit非圧縮ですからいうことありません。

かなり以前から往年の名盤の低価格化がどんどんと進んでおり、それもレーベル単位での発売も多くコンプリートでコレクションするのも容易です。
ある意味PCオーディオをやっている者にとっては巷に高音質音楽データが溢れている嬉しい状況ではないでしょうか。

そしてCD音源であればリッピングするも良し、ストリーミング再生するも良しで仮にデータ破損しても常に手元にバックアップディスクがあるようなもので安心です。
私などCDというパッケージに執着心がないので複数のHDDにバックアップを作成しCDはリセールに出しまた新しいCDを入手するということの繰り返しが部屋に物がたまらず最良の方法と考えていますが。

今思いかえせば以前CDショップに買い物に行っていた時は目の前に宝の山があるように思えて「大人買い」などと称し大して聴きもしないであろうCDも手当たりしだい購入していたこともありました。
今このようにネットショップを利用するようになり一枚一枚本当に聴きたい音源を吟味して購入し、それをじっくり丁寧に聴くようなスタンスに戻れたことは自分にとってうれしい副産物です。

とりとめのないことを書いてしまいましたが要は長い年月蓄積されてきたCDという財産をPCオーディオだからとハイレゾやMP3などのダウンロード音源ばかりに頼らずもっと味わい尽くそうという提案なのです。




最後に素晴らし音源を一枚。
1933録音のゲルハルト・ヒッシュ / シューベルト「冬の旅」
UK-HMV SP盤のオリジナル音質に近いリマスタリングCD。

是非PCオーディオで堪能してみてください。






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