2015年8月10日月曜日

浜松町館ラスト開催 - 2015'夏のブラックホール



いよいよ都立産業貿易センター浜松町館での開催が最後を迎えた2015'夏のブラックホールが8月8日、9日の両日開催されました。


私達が伺った8日はちょうど東京湾花火大会の日程と重なり近隣は花火見物客で早い時間から賑わい駐車場も全く空きがない状況でした。一時は家内だけを会場入りさせ、車で待機していた私は家内が戻り次第そのまま帰路につく思いでいたところ、何と目の前の駐車場(それも上限金額のある停めっきり)に一台空きができたではありませんか。

もうこれは奇跡的なできごとにちかく、このおかげで浜松町館でのラスト開催となる「2015'夏のブラックホール」の取材が実現できることとなったのです。
文章にするとこれだけのことですが、私達当事者としてはまさに「奇跡」としか言いようのない一幕だったのです。

私達もブラックホールの取材に足を運び始めて4年目に入りました。この間たくさんの出展者の皆様、軍装マニアの方々と知り合い、いろいろなお話を伺うことができました。
今回は最初に「ガン&ミリタリーの世界」に私達夫婦に導いてくれ、各関係者の方々、様々な来場者の方々との接点を提供してくれたことにに感謝の意を込めながら浜松町館最後の「ブラックホールショー」のブログにしてゆこうと思います。

私達がブラックホールにうかがって最初の一枚を撮らせて頂いたのは忘れもしない「コンチネンタルホルスターズ」さんでした。「こいつら何者」という表情で写真に収まって頂いたご主人のことは今でもはっきりと覚えています。


このようなイベントに夫婦で取材に来るなどと言う事例など今まできっとなかったことでしょうからうさん臭く思われてもしょうがないことですね。

そして初めて話をして初対面とは思えないほど話が盛り上がってしまったのが「カンプバタリオン! !」さん。


私達世代は軍といえばドイツ軍で「タミヤのドイツ軍のプラモデルは山ほど作りました」の話を発端に次から次へと話題には事欠かず話が盛り上がったのは今でも鮮明に覚えています。





その後、店舗の方へお邪魔してして取材させて頂いたりと枢軸友軍として今日に至っており、ここを中心に多くの友好の輪が広がっていった私達には忘れられないブースとなっています。


また出展者の方々ばかりではなく軍装に命をかけている「軍装マニア」の方々との出会いも私達に新鮮な感覚を与えてくれました。


その中でも島田氏との出会いは衝撃的で話を聞けば聞くほど「この人は旧日本軍軍人の生まれ変わりでは?」と思わされてしまう本当に凄い方です。


今回はご自身の家紋と同じ家紋が入った軍刀を入手され腰に下げての登場で、いつお会いしても本当に心身共に本物の香り漂う方です。



そんな島田氏とアメリカ海軍の二人が並んで写真に収まるなど平和な今の時代をまさに象徴するワンカットとなっています。


最初に伺った時、タニコバ氏とCAWの本郷氏(現在はMULE主宰)は「ちょっとそこまでのコメントはこの場では・・・」など両氏ならではのスリリングな一幕もみせるトークショーを開催していました。
まさに「モデルガンガバメントの神」と言っても言い過ぎではないタニコバ氏。現在はこれまた日本人のタクティカル魂を具現化しているトモ・ハセガワ氏と実技を絡めたトークショーで来場者の眼と心を釘付けにしています。



各ブースもミリタリーの世界では超有名な「中田商店」さんからマニアックな「アップデート」さん「レコレクショヌール」さんまで幅の広い展開で来場者を迎えてくれます。




また旧Gun誌関連の書籍等を多数所蔵されている「むげん」さんなどもマニアにとっては目が離せないブースとなっています。



また本格ミリタリー雑誌の草分けコンバットマガジン誌でお馴染みの「ワールドフォトプレス」さんも当イベントの顔となっています。ライターの拓さんとは他のイベントでもお会いする機会が増えました。


そしてミリタリー、ドイツ軍といえばブラックホールで忘れてならないのは「1/6フィギュア展」で毎回タイトルを決めたジオラマと各単体のフィギュアが勢揃いします。



以前のブログで「これだけを見に来るだけでも会場に足を運ぶ価値は十分にある」と書いたことがありますがその気持ちは今も変わりありません。



この野戦厨房セットは以前タミヤから馬が引いているモデルが発売されていました。今もあるのでしょうか。

さらにもう一つ私達の中でブラックホールの顔になっていたのが「レストラン ピガール」のカツカレー。


失礼な言い方ですがこの手のイベントに出店されている食べ物は「やっぱりね」的なものが多い中、このカレーは私達好みで美味しかったです。
ラストとなった今回はカツカレー完売でプレーンなカレーになってしまいましたが


これも美味しく「何で今まで食べなかったの?」とこの期に及んで少々後悔気味で、新しい建物になってもまた是非入ってもらいたいと切に願うレストラン「ピガール」です。

最後になってしまいましたがブラックホール主催者である清水ご夫妻


当初は何となく近寄り難い雰囲気でしたが今ではお二人で写真に収まって頂けるようになりました。

新春からは会場を台東館に移し開催されますが、やはり浜松町館の閉館は一つの節目になることは間違いありません。
今年は戦後70年の節目にあたる年でもあります。戦争の惨事は決して繰り返してはならないことですが、その戦争で使用された兵器、軍装は男の目にはあまりにも魅力ある品々なのです。
「戦争は二度と起こさない」の理念のもと、「平和な時代の趣味」としてのミリタリーが今後も長きに渡り楽しめ、それをバックアップしてくれるブラックホールショーも会場が変わっても変わらず続いてくれることを願っています。
私達が通った浜松町館での4年間、皆様本当にありがとうございました。

THANKS TO

ブラックホール実行委員会

出展者の皆様

来場者の皆様

レストラン ピガール


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