先日、KOGAKENことスリーピングホーク古賀氏とその愉快な仲間達が集結したサバゲーイベントが開催されたので家内と共に観戦にお邪魔しました。
そこで今回のブログですが写真も多くはっきり言って長いですが最後までお付き合いください。
なお写真はその時点でのイメージとして使用していますので必ずしも時系列とはなっていない点も併せてご了承ください。
私達にとって今回で二度目となるサバゲー観戦は「さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト」内にある第2サバイバルゲーム・フィールドで開催されました。
いわばパブリックスペースでの開催のため参加者は周囲の目を気にすることもなく心ゆくまでその醍醐味を堪能できるというわけです。
サバゲーファンの方々は皆、土地の所有者の方から許可を得てその地でゲームを楽しんでいるわけですが、このようなパブリックスペース(料金を支払って使用)での開催も大人の楽しみ方としては良い選択肢であると私は考えます。
ちなみにさがみ湖リゾートプレジャーフォレストは旧さがみ湖ピクニックランドの場所と言った方が私達の年代にはピンとくるかも知れませんね。
そして迎えた当日は「晴れ女」の異名を持つ家内の期待を裏切るかのような雨。
現地に向かう途中「今日は本当に開催しますか」のメールを思わず現地に入れてしまうほどのどしゃ降り。「こちらは小雨ですから決行です」の返信を半信半疑で会場に向かいます。
正面ゲートで駐車料金を払い案内看板を頼りに進みます。ひたすら走ると次に入園料支払のゲートが見えてきます。そこで入園料金を支払いまたひたすら走ります。
「えー、本当にこの道で間違えないよね」の言葉が思わず口をついて出るほどのワイルドな道をひた走ると見えてくるのが上の写真「第2フィールド」の看板で完全にひと山越えた場所にある野趣溢れたフィールドとなっています。
フィールドの中は概ねこのようなロケーションとなっています。
正面、左右が森の斜面となったすり鉢状の底に各種遮蔽物が点在した平地のフィールドです。
今回は雨のため山側の斜面への進入は安全確保のため禁止されましたが通常はこれらの部分もフィールドの一部になるとのことです。
そしてこちらが射撃場などでも必ず見る注意書きプレート。たとえエアソフトガンといえどルールの順守を怠れば大きな事故につながりかねません。
そのようなことが起きて皆が楽しめるフィールドの存続が困難な状況におこたることだけは絶対に避けなくてはならないことです。
古賀氏により私達を紹介頂いた後、「もう少し雨が小止みになるまで待とう」としばし歓談の様子です。同好の志たちはこの様に集って話に華が咲くだけでも十分に楽しいひと時が送れているようですね。
そうは言うもののやはり「早く撃ちたい」がゲーマーの本心でしょう。
徐々に戦闘準備を整え始める参加者の姿が。この方は各々ミリタリーイベントやAPS大会などでもお馴染みの拓さんです。
皆さんどんどんと準備が整ってゆきます。全員のお名前が分からないのが大変申し訳ないかぎりです。
後方で自衛隊の装束で決めているのはデューク廣井氏ですね。宝島社発行「世界の名銃100丁」でご存知の方も多いのではないでしょうか。
こちらも着々と準備が進んでいます。
各テーブルには個々の装備は勿論、万が一のトラブルに備え貸出用の銃器も勢揃いし正に万全の態勢です。
最後の仕上げはカラーテープによるチーム分けのマーキングです。今回は青組と赤組となりました。(ベタな表記ですみません)
第一回戦の開始です。ボイストレーニングで鍛えた「戦え!!ぴっちょりーな」の良く通る「ゴー、ゴー、ゴー、ゴー」の掛け声とともに敵陣めがけ一気に散開してゆきます。
中央で戦闘状況を見守るのはデューク廣井自衛官。
「戦え!!ぴっちょりーな」はこのようなキュートな女性兵士。
この出で立ちですがフィールド内の動きはなかなか機敏です。失礼な表現ですが何かリモコン操作のおもちゃが動いているようなキュートさがあります。
一気に突き進む兵士、じっくりと敵を観察し少ない弾数で的確に相手をヒットしてゆく兵士などそれぞれのスタイルでミッションを遂行してゆきます。
この様にカメラを向けるとビシッと決めてくれる兵士等々、撮影していて本当に楽しめます。
1ゲーム15分、インターバル10分での進行です。インターバルの時間も皆さん次から次へ色々な話が飛び出し話題に事欠きません。
デューク廣井氏のこのポーズやいかに。これは手榴弾を投げる時の正式なポーズを参加者にレクチャーしている最中です。
この様に両手を一直線に構え投げ放ち、投げた後はそのまま前方に倒れこむように伏せるというもので実際に自衛隊の訓練で行われているのだそうです。初めて知りました。
さあ10分が経過しました。戦闘再開です。
各チームそれぞれの陣地で出撃前のミーティング中です。このように青組、赤組は山側、入口側をそれぞれ交互に出撃して行きます。
山側は遠く、泥るんでいるので入口側ばかりの撮影になって申し訳ございません。
さあ散開して行きます。
各回のゲームの疲れが少しづつ蓄積されてゆくのかそのスピードが徐々に落ちてゆくように見えるのは気のせいでしょうか。
後方援護をもらいながら進撃してゆく兵士の勇士。
初参戦の女子達も果敢に敵陣へのアタックを敢行して行きます。
こちらは連携ミッション遂行中の様子。
ミッション無事完了。思わず笑みがこぼれます。
ここで一時昼食休戦。
今日のメニューはレストランから届けられたカレー弁当。ピリッとスパイシーなルーがご飯によく合うカレーです。
夏場のメチャクチャ暑い時期にも良いかも。
昼食は敵も味方もなく和気あいあいで。平和な時代の良識ある大人の遊びです。
昼食後は銃のメンテナンスタイムともなっています。
各イベントに伺って思うのはこのように「メカニズムに明るい」人が必ず一人はメンバー内にいるということです。参加メンバーにとっては心強い存在に違いありません。
そして空中には空撮ヘリも登場です。どんよりした曇り空に逆光の機体が怪しい雰囲気を醸し出しています。
「あれを見ると撃ち落としたくなる」と非情な声が・ ・ ・。
午後のゲーム開始前のミーティングの様子。こういうことをきちんと行うのも大人のマナーの一つだと私は考えます。意思の統一、情報の共有はたとえ遊びであろうと大事なことです。
午後の戦いに挑む兵士の雄姿をとくとご覧あれ。
午後の一戦は富士急本社の稲光氏も参加。活躍が期待されます。
フィールド内ではデューク廣井氏が女子兵士に銃の構え方を手振りを交えて親切にレクチャー。
上体を前に押し出し気味に銃を構えると安定した射撃ができるとのことのようでした。
さあ例によって「戦え!!ぴっちょりーな」の「ゴー、ゴー、ゴー、ゴー」の声に急き立てられ歴戦の疲れが溜まってきた身体に鞭を打って敵陣めがけ散開して行きます。
富士急本社の稲光氏もなかなか良い場所をキープし前線の敵に狙いを定めます。
丸太の後ろに身を潜める「戦え!!ぴっちょりーな」と片や板壁の陰からぴっちょりーなを狙う兵士は長らくこう着状態が続いており緊張の時が過ぎてゆきます。
デューク廣井氏、六四式小銃を撃つ。チークピースをしっかりと頬に当てエアソフトガンを撃っているとは思えない程の臨場感が漂います。
一方こちらの青組の兵士。手慣れたスタイルで射撃中です。
こちらは後方からスナイパーライフルで支援を行う兵士の雄姿。
しかし時折「これは重いや」の本音もチラリと。
そしてほぼ戦いが終了した頃、同園を舞台に来月4月18日(土)に開催されるサバイバルラン(SR)というイベントの関係者の方々にTOP製ライブカート式のエアソフトガンの試射を体験して頂きました。
BB弾はセットしていないのでカートリッジの排莢だけの動作でしたがこれが皆さんに大うけ。
口々に「これ楽しいー。」の連呼でした。
そして今回の私達の壺はこれ。製作者の女性自らが手にしているのはMA-1の生地で作られている「テディベア」。
発売予定の試作品とのことでしたがあまりの可愛さに「熊好き夫婦」としては図々しくも「この場で売ってください」と懇願したものの夢はかないませんでした。
こうして皆さんとの楽しいひと時もそろそろ終焉の時間が近づきました。
先にも書きましたがサバイバルゲームが一般の方々から煙たがられず、大腕を振って心行くまで楽しむにはこのような施設の充実が不可欠であると今回感じました。
ただし施設の所有者はその場を提供してくれるだけで安全の確保は参加する人間一人ひとりの考え方に委ねられています。
「平和な時代の大人の遊び」として永きに渡り定着させてゆくためにそれがたとえ微力であったとしても同園、さがみ湖リゾート プレジャーフォレストそしてKOGAKENと愉快な仲間達が尽力頂けることを期待しています。
SPECIAL THANKS
株式会社 スリーピングホーク 古賀様
参加者の皆様(KOGAKENの愉快な仲間達)
富士急行株式会社 さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト
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