2014年9月6日土曜日

インタースタイル2014探訪 - 知らなかった世界がそこに



今回はいつもと全くテイストの異なるイベントに伺いました。
9/3(Wed)、9/4(Thu)の両日に開催されたそのイベントとは「INTERSTYLE 2014(インタースタイル 2014)」
パンフレットの解説を引用すると「サーフ、スケート、スノーのボードカルチャーとアウトドア、自転車および高感度なセレクト系のファッションなどを中心としたビジネス展示会」とのことで業界関係者とショップゲストのみが入場できるイベントです。


会場となったのはパシフィコ横浜 展示ホール(Dホール)


恥ずかしながら私達も当ホールに足を踏み入れるのはこれが初めてでそのバウハウスのモダニズム建築を思わせるコンクリート打ち放しのその内部はしばらく建築の世界にいた私にとって非常に興味深い空間となっています。


受付ブースもスタイリッシュで来場者の方々の雰囲気も含めいつも見慣れているミリタリーイベントとは当然ながら全く違うテイストです。

今回このビジネスイベントへの入場は'2014夏のブラックホールで意気投合してしまったK-GO LLC(ケイゴーエルエルシー)の中村氏からのご招待を受け実現したものです。


以前のブログでご存知の方もいらっしゃると思いますが右側の方がK-GO LLC代表の中村氏です。

受付を済ませいつもとは違う世界の会場内へと歩を進めます。


会場内は「Style Zone」、「Mixup Zone」、「Surf Zone」、「Skate Zone」の4つのゾーンに区分けされておりそれぞれゆったりしたスペースにライフスタイル全般に関わる高感度なアイテムがディスプレイされています。

そんな中の「Mixup Zone」にK-GO LLCさんが出展されています。


初対面の時からその風貌がサイトロンジャパンの山田氏とオーバーラップしてしまう中村氏が笑顔で私達を迎えてくれます。手にしているのはご存知GEIGERRIG(ガイガーリグ)のハイドレーションシステム。


写真にあるパンパンに膨れた「袋」がそれでカメラレンズのブロアのようなポンプで加圧しその圧力でバルブ付きのチューブから勢いよく水を噴射させるというシステム。
直に口を付けない水分補給が可能なため複数の人々やペットとの生命にかかわる「水」の共有ができ、また勢いよく水が噴射することを活かし汗を洗い流す、車に積む前に自転車のタイヤの泥を洗い落とす等々、「袋」と「空気」と「チューブ」という非常に簡単な構成で使う人のアイデア次第でいくらでも応用範囲が広がる、ありそうでなかったハイドレーションシステムです。


ハイドレーションエンジンを格納するハイドレーションパックも様々なバリエーションであらゆるシーンに対応でき「いつどこでも」水分補給をはじめとする水の利用が可能となっています。
ちなみに中村氏が背負っているのはガーディアンプレートが衝撃を吸収し転倒時の衝撃を和らげてくれる「ガーディアン」シリーズ。タクティカルガーディアンのバリエーションバージョンですね。


そしてこちらが新製品「ナノドリンクチューブ」。
従来のチューブの3/1ほどの太さで付属のクリップを使い衣服への装着も違和感なく行えるまさにヘッドホンのコードのようなハイドレーションエンジン用チューブです。

場内を見て歩いているとやはりありましたイートイン。


こちら黒トリュフポテトやステーキ丼など本格的メニューが人気の「ガチンコ亭」さん。
この他にもベトナム屋台料理の「イクチャム」さん、ホットドッグの「マルキンドッグ」さんなどが出店されていて美味しそうな香りを漂わせていました。

そして会場左奥には26m×11mのスケートパークが設営されています。


来場者の方々がお遊びで滑るだけなのかと思いきや大間違い。



AJSA(日本スケートボード協会)公式戦の第3戦「ワンメイクスタイル in YOKOHAMA」の会場だったようです。
こんな文章を書いていますが生まれて初めて目にする文字、初めて耳にする言葉ばかりです。スケートボードといえば「公園や路上でチョロっと滑っているのを見たことがある」程度の認識しか持ち合わせていないのですから。

でもこのような場に居合わせたのも何かの縁と観戦することにしました。


4組に分けられた選手がそれぞれ予選ヒートを勝ち上がりセミファイナル、ファイナルへと進んでゆきます。



出走選手がコールされます。そして出走する選手は「早く行きたくて行きたくてしょうがない」という何かに憑りつかれたようなオーラを全身から放っています。

会場に流れるノリノリのMCからのルール説明によると本競技は「ベストトリックコンテスト」といい簡単に言うと「すごいトリック(技)一発にかけるコンテスト」=「一発技」の出来、不出来で勝敗が決まるという私達、超素人にも分かりやすいコンテストとのこと。

競技が始まってみるとMCの口から連発される「超ヤバい」、「ハンパない」の言葉通りの試合進行、そしてその「トリック」に開いた口がふさがらないほどの物凄さ。
その写真がないのも撮影のことをすっかり忘れてそのあまりの激しさ、素晴らしさに没頭してしまったからなのです。
かろうじてビデオ撮りはしていたのでその動画を近日中にここにアップしますので是非初めての方々に見て頂きたいです。




表彰の模様だぜ、イェーイ。数時間にわたる観戦ですっかりこの口調が移ってしまいました。
この迫力、この会場の雰囲気は絶対に生を見て頂きたいです。絶対に絶対におもしろいですから。イェーイ。


午前中から会場入りしていたのですが帰路につくため外に出てみると大観覧車が初秋の夕日に輝く時間になっていました。
今回初めてこのようなイベントを経験したのですが、物を提供する側も、それらを使いこなす側(ユーザー)もやはり趣味の世界に身を置いている人たちの心は「楽しさ」と「熱さ、熱意」に満たされているんだなとつくずく感じました。やはり「趣味は日々の彩」なのだと。
私達ピュアブックも楽しい趣味の世界をこれからもどんどん紹介してゆければなと思っていますのでよろしくお願い致します。

SPECIAL THANKS to

株式会社 インタースタイル

AJSA 日本スケートボード協会


VERY SPECIAL THANKS to

K-GO LLC(ケイゴーエルエルシー)

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