初冬の12月を華々しく彩るGun&Militaryイベント「第71回ビクトリーショー」を家内と共に訪れた。
会場はお馴染みの都立産業貿易センターの3F、4Fで、私達が訪れた時は既に大勢の来場者でごったがえしている状況でした。
受付のある4Fミリタリーフロア入り口付近は入場待ちの来場者で写真を撮るのも大変で、ほんの少しの間隙をついて撮影しないと、レンズの前を絶えず人の頭が通過するほどの盛況ぶり。
スタッフの話しによると正午現在で既に1,000名を超える来場者数とのことで、この混雑ぶりも理解できる。
そんなミリタリーフロアを入ってすぐに私達を迎えてくれるのが海洋堂さんによる機関砲の展示である。
第二次世界大戦、ドイツ軍20mm Flak38 対空機関砲がそれで、日本人ドイツ軍が集結する我が枢軸友軍「カンプバタリオン!!」との絡みもあり、しばしかぶりつきで見入ってしまった。
小さくて見づらいかもしれないですが貼られていた解説を載せておきます。
このブースはその他にも目を引く興味深い品々が展示されていました。
特に第二次大戦中のドイツ軍洗面用具やファストエイドキットなどは近年人気が出始めているアイテム。
最初に歩を進めて向かったブースは枢軸友軍 カンプバタリオン!!さん
今回も様々なドイツ軍アイテムを投入しての参戦です。
そんな中にカンプバタリオン!!が広告を掲載した雑誌「歴史人」やウォー&ピースリバイバルの記事も記憶に新しいGun Magazine 12月号の姿もありました。
写真左には以前ブログで紹介したトートバッグも見えます。早速購入されたのか、場内で肩にかけている女性も発見しました。
本作戦に参加した松下総統を含む将兵4名の勇姿。戦場に華を添える女子ドイツ兵の姿が見えないのは少し寂しいところでしょうか。
もう一人センター入り口でお会いした友軍を忘れていました。
日本人ドイツ兵パーティーでご一緒したイラストレーターの小林源文先生。
「おにぎりの袋お預かりしましょうか」の問いに「食料だからいいでしょう」の答え。
飾らないお人柄です。
会場内のムンムンな熱気で早々に喉もカラカラ、フロアを移る前に小休止をとることに。
スナックコーナーは今回もお色気タップリで、3Fエアガンフロアへ引き売りにも訪れており、周囲から一身に注目を集めていました。何といってもこの出で立ちですから・・・。
こちらが18歳未満立ち入り禁止の3Fエアガンフロア。
やはり来場者でごったがえしているのが入り口からも見て取れます。
そんな入り口付近、ホワイトの照明で一際目を引くブースを展開していたのが東京マルイさん。
Gun Magazine 1月号でも紹介された発売間直(当日、発売日は12/16と決定していたようです)の「HK416D DEVGRU」を前面に打ち出した展示です。
本作はCNC加工を駆使したリアルかつ高精度な外観と心地よいリコイルが味わえる「シュート&リコイルエンジン」を搭載した次世代電動ガンとなっています。
お客様からの質問応対に忙しい中、スタッフの方に銃を手にして一枚撮らせて頂きました。
ご協力ありがとうございました。
ここで電動ガンの雄、東京マルイさんが登場したので電動ガンに関連する面白い商品を展開するブースをご紹介します。
それは群馬県にあるホビーショップ キットボーイさん。
この写真だけ見ても全く何のことなのか分からないと思います。
この商品、簡単に言えば「電動ガンのトリガーレスポンスが大幅にアップする電子回路」とのことで、常にピストンが後退した(次弾が発射できる)位置で停止し、なおかつFETスイッチによりトリガースイッチも保護できるという優れものとのこと。
文章にするとその効能が実感できませんが、実際にトリガーを引くと「百聞は一見にしかず」以上の感動がトリガーフィンガーを襲います。
そのことが少しでも分かって頂ければと動画を公開しました。
現在はライフル系の電動ガンにしか組み込めないそうですが、将来的にはハンドガンにも対応してゆくとのことでした。実際会場ではグロックに組み込んだものをデモしていました。
現在はライフル系の電動ガンにしか組み込めないそうですが、将来的にはハンドガンにも対応してゆくとのことでした。実際会場ではグロックに組み込んだものをデモしていました。
開発されたのが左側の方です。電子回路に精通されていてしばし秋葉原のパーツ屋のことで盛り上がってしまいました。右側はご存知「カンプバタリオン!!」のロンメル将軍です。
キットボーイさんに関する詳細は下記からどうぞ。
次はCAWさんに向かいます。
相変わらず人気の本郷社長。お客様の質問に丁寧に笑顔で答えます。
そんな中「スミマセン。一枚撮らせてください」と声をかけると
この様にお茶目なポーズで写真に納まってくれました。この様に茶目っ気タップリですが心には常に野心を持っている強者でもあります。
そんなCAWのブースで目を引いたのがこちら。
高木氏の手による「TAKAGI TYPE M2019 BLASTER」
皆さんご存知、かの有名な映画の中に登場した銃が原型となっています。
これらの詳細に関してはネット上で数多くの情報が公開されていますのでここでは割愛させて頂きます。
高木氏はこの銃の研究においては日本の第一人者とのことで今回、㈱ミュールさんとのプロジェクトでまさに真打の逸品とでもいえる本作が登場しました。
入念なリサーチによりグリップの素材、電飾のLED等々、全てにこだわり劇中に登場したそれに極めて近似な仕様となっており、そこにミュールさんの技術的バックアップが付加されまさに渾身の作となったようです。
次はハートフォードさんへと向かいます。
社長も元気な姿を見せておられました。手にしているのはゴルゴ13 45周年記念としてエイベックス・マーケティング㈱より発売されるゴルゴ13愛用のS&W M-10で、製作がハートフォードさんです。
同時に発売されるフィギュア等も展示されており、ここも人だかりができていて写真を撮るタイミングがなかなか難しいブースでした。
次はむげんさんに向かいます。
今回やっと「システム7」エンジンが搭載されたKSC製CZ75を手に一枚。
旧Gun誌や関連書籍、当時のDVDなども手に入るマニアックな一面を持つショップです。
次はガンモール東京さん。
今回も広いブースを確保、サバゲーに注力しているショップだけあり大量のライフル等の長物を持ち込んでの展開です。
つなぎ半脱ぎでポーズを決めてくれたスタッフ。ショップ訪問時はお世話になりました。
今回初めて伺ったL.A. GUN&HOBBY SHOPさんのブースで。にこやかな一枚を撮らせて頂きました。
グレネード&エルフィンさんは個性的な商品を出品されていました。
中でも目を引くのがこのお色気タップリのグリップ。しかし単なる見かけだけの色物かと思いきや、見た目からは想像できないしっくりくるグリップ感にびっくりしました。
前出の高木氏はこちらのブースに身を寄せているとのことで、ここではお茶目な一枚を撮ることができました。
氏の作品は「図書館戦争」など映画にも関わりをもっており、この写真からは想像できないくらい深い人なのです。手前には無可動のBURAST PISTOLも見えます。
更に会場内を歩いていると何やら心地よい射撃音が響いてきます。
そこには来場者の方が対空サイトを取り付けたMG42重機関銃を空めがけ撃っている姿が。
スピットファイアでも飛来してきたのでしょうか。
こんな素敵な演出をされていたのは松栄製作所さん。
カンプバタリオン!!さんでも販売しているMG42の電動ガンです。
とてもトイガンとは思えない重厚感溢れる姿です。MG34、42は私が小さかった頃から現在に至るまで人気の衰えない、好き者には堪えられない魅力(魔力?)をもつマシンガンです。
私もその好き者の一人ですが「いつかは一挺」などと言うと家内にソッポを向かれるのが落ちでしょうか。
次はアングスさんに伺いました。
アングスさんはいつも実銃の無可動銃を出品されており、今回はステンMk.Ⅰ、Ⅱが前後で合体したモデルです。
戦地では故障した銃を直し直し使う必要がある場面も多々あり、それがこの様な銃を生んだのでしょう。要は兵器は正常に作動すれば何でもO.Kな訳です。
最後はサイトロンジャパンさん。
いつもながらスコープからアパレルまで、様々なアイテムを出展されています。
LEDが普及してからというもの各メーカーから様々なフラッシュライト、タクティカルライトが販売されるようになりましたが、やはり我々世代はタクティカルライトといえば「シュアファイアー」ではないでしょうか。当時リフレクター一体型のハロゲン球は格好良かったし、また連続点灯時間が20分というのにも心惹かれた想い出があります。
サイトロンさんと言えばやはりスコープ。この光景はもうお馴染みですね。
こうして私達の今年のイベント訪問がすべて終了しました。
一年間様々なイベントで多くの方々と知り合うことができ、また新しい発見の連続で家内共々とても刺激的な一年となりました。
来年もGun&Militaryの業界、各種イベントが今以上に活気があるものになることを願ってやみません。
各メーカーの皆様、各イベント関係者の皆様、今年一年間本当にありがとうございました。
そして来年もよろしくお願い申し上げます。
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