先日、家内と共に東京マルイからリニューアルして発売になった固定スライドガスガン「SENTIMETER MASRER」の購入がてら赤羽にあるホビーショップ「フロンティア」を訪ねた。
私と家内は赤羽の駅前付近を訪れたのはこれが初めてだが、その第一印象は東京23区内とは思えないくらい騒々しさがなく、穏やかな空気が感じられる街だということである。
フロンティアに向かう途中に点在する「昭和」を感じさせる店舗がその印象をさらに助長するのかも知れない。
こんな街並みを楽しみながら車を停めたパーキングからJRのガード沿いに少し歩いた所にフロンティア2号店がある。
フロンティアはホビーショップと言うだけにモデルガンのみでなくミニ四駆、ラジコン、プラモデルなどをホビーショップの名の通り広く全般的に取り扱っており、それらに関連するイベントも各種行なっている。
その中で、ここ2号店はモデルガン関係に重きを置いた店舗で、今回のセンチメーターマスターもこちらに取り置きをお願いした。
店舗の印象は、これぞ模型屋さんな感じで、私の幼少期から頭の中にあるイメージそのもので、たたずまい、店内の照明やディスプレイのニュアンス、空気、それら全てが私のイメージに一致するのである。
失礼を承知で言わせて頂けば、それは今の人達から見れば「古臭い」になってしまうのかもしれないが、私が子供の頃に通った模型屋は店内に山とある商品の中から、自分のお気に入りを探し出す楽しみに溢れたまさに「フロンティア」のような店であった。
照明煌々の中に整然と商品が陳列された高級そうな店舗もそれはそれで良いかもしれない。しかし私を含む趣味人は「そこに行けば何かが見つかりそうな気がする」という気配が感じられる店が好きなのだ。秋葉原のガード下の店や、ラジオデパートが好きなのと同じで、いつまでもこの形態で残っていて欲しい店舗である。
そんな雰囲気を楽しみつつ取り置きしてもらっていた商品を受け取り、お店の方の案内で本店に向かった。
こちらはミニ四駆、プラモデル、ラジコンなどが充実している店舗で幅広いホビー人に対応できそうだ。勿論モデルガンも置いてある。訪れた当日は2階で「フロンティア中古市」が開催されていた。この中古市は手許の資料によると今のところ4月20日までの金曜、土曜に定期的に開催されていて、会場限定のお値打ち品もあるようだ。都合の合う方は是非訪れてみては如何だろうか。
次に訪ねたのが本店の裏手にあるフロンティアのシューテイングレンジで「赤羽射撃場」と言うらしい。
当日ふらっと立ち寄ることも可能と言うことだが、あくまでも予約優先とのこと。また当社の社長が力を入れているAPS(精密射撃)の練習会などが開催ている場合があるので事前確認はしたほうが良さそうだ。
しかし我々が訪れたのは平日の昼下がりにも関わらず各店舗には相当数の来店客がいた。それも冷やかしではなく買い物に来ているのである。きっと同好の志の口コミなどで集まってきている人も多いと思われる。そしてその集まってきた人達の期待を裏切らないハード面、ソフト面を含めた「何か」がフロンティア各店にはあるのでまた次のお客さんにそれが繋がるという正のスパイラルが構築され店の活気に結びついているのであろう。
この「何か」に興味を持たれた人は、機会があったら是非フロンティアに出向かれることをお勧めする。私が言いたいことがきっと肌で感じられるはずだ。
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