2012年8月20日月曜日

命を支えるナイフ


今更ながらではあるがスイスアーミーナイフ(十徳ナイフ)は非常に役に立つナイフである。特に自然災害が多発している今日1人に一本は必需のような気さえする。
ナイフは知恵の使い方次第で無数の使用方法がある。切る、こじる、ネジを回すなど小手先のことから、斜面からはい上がる時に木の根っ子や地面にナイフを突き刺し体を支えるなどの直接生命にかかわる状況にも頼もしいパートナーとなってくれるはずである。

そんなアーミーナイフであるがあまりにもブレードの種類がつきすぎたものはかえって使い勝手が悪いし実戦的でない。
私がいろいろ使った中で使い易いのはナイフ、栓抜き、缶切り(栓抜きと缶切りの先端はそれぞれ大と小のマイナスドライバーを兼ねている。+ネジはマイナスドライバーでも締めたり緩めたりできるのでこれで兼用できる)程度がついているもので、あとできればハサミがついていれば機能はこれで充分である。このくらいのブレード数だとグリップの厚みも丁度良く実際ナイフとして使用した時も力も入り、細かい作業もしやすい。

そんな中でのお気に入りは「ソルジャー」というモデルである。まず数ある種類の中でこのモデルはグリップ部分がアルミ製で深いローレット加工がしてり、滑りにくいし何といっても丈夫で、緊急時にハンマー代わりに尻の部分で物を叩いてもへっちゃらである。
私はキャンプなど泊まり込みのアウトドアでもナイフはこの一本でとにかく役に立つ奴である。余談ではあるがこの「ソルジャー」戦地で使用する際、ブレードに光が反射して敵に発見されないよう他のモデルのようなポリッシュ加工は施されていない。

明日にでも大災害が起きるかもしれない今の日本。ナイフを本当に使いこなす時が来たのかもしれない。



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