ジャズ好きにはあまりにもあたり前すぎるガラード301である。
しかしこれでなくてはダメである。
トーレンスでは音が美しすぎる。テクニクスでは音がほぐれてくれない。マイクロも同様。EMTはフォノイコライザーが全てを牛耳っているように聴こえる。
そんな中でガラード301は重箱の隅をつつくような女々しさはなく、ジャズの美味しいところを過不足なく聴かせてくれる私にとってはなくてはならない存在である。
ハンマートーンのボディーやターンテーブルの外周にストロボが刻ざまれていないタイプなど様々なバリエーションがある本機であるが私が好きなのは恐らく最も流通量が多いであろう写真のモデルである。繊細さと武骨さが同居したこのデザインがなんとも良い。
現在、我家はオーディオ的に興味がなくなったCDプレーヤー(CDソフトも)を処分してしまいレコードとPCが主音源となっているが、この2種類の音源が上手く同居している状態である。
今まではどちらかというとアナログ至上主義であったがPC環境を整えハイレゾ音源等を聴き始めるとアナログにも出せない粒立ち、音の広がりの再現などが分かりだし結構はまっている。音が中心にガツッと集中する感じのレコードと日々の気分によって聴き分けるのも楽しみの一つである。
今日はターンテーブルにレッド・ガーランドでも乗せようか。
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